2015/08/04

「IELTS奨学金 2015」授賞式が行われました

こんにちは。広報・マーケティング部のHです。

去る2015年7月30日(木)に駐日英国大使館で行われた、「IELTS奨学金 2015」授賞式。式の様子を皆さまにお伝えするべく、この日、私もセレモニーに出席させていただきました。今日はそのときのことを、ご紹介したいと思います。

© Kenichi Aikawa

「IELTS奨学金」について

まず式についてお話する前に、「IELTS奨学金」について簡単にご説明します。本奨学金制度は、日本人のさらなる国際化と文化・教育分野での交流促進、個々の受験生が抱いている夢の実現の援助を目的に設立されました。IELTS Study UK奨学金、IELTS 北米奨学金の2種別あり、それぞれ3,000ポンド、6,000USドルが支給されます。

応募資格としては、IELTSのスコアが選考の対象になりますが、それだけでなく、留学先で何を学び、どのように社会で活かしていきたいかという、明確なビジョンをもっているかどうかが重視されます。

そして、今年度で5回目となる「IELTS奨学金 2015」では、書類選考、面接選考を経て、8名の奨学生が決定しました。

「IELTS奨学金 2015」授賞式

7月30日(木)に行われた授賞式には、奨学生5名とそのご家族の皆さまが招待されました。式は、公益財団法人 日本英語検定協会の顧問、橋爪健氏のご挨拶から始まりました。

橋爪氏は、「外から日本を見ることで、自分たちが当たり前だと思っていたことを、きちんと説明しなければならなかったり、改めて良さがわかったり、アイデンティティを認識したりすると思います」と、ご自身の海外での経験を交えながらお話されました。そして、奨学生に向け「皆さまは、これから素晴らしい体験をされるのだと思います。ぜひその体験を活かしていただけたらと思います」と温かいメッセージを贈りました。

その後は、奨学生5名がスピーチを披露。留学にかける想い、留学後の展望などについて、それぞれ発表しました。ここでは、奨学生の皆さまがスピーチで発表したことを、直接お聞きしたことを交えながら、ご紹介します。

羽生麻紀子さん © Kenichi Aikawa
熊本県出身の羽生麻紀子さんは、6年以上、熊本で高校教師を務めてきました。英国に留学することは、中学生からの夢で、1年前から具体的な準備を進めてきたそうです。「ティーチングスキルを伸ばすために、あらゆる機会に参加していきたいです」と発表した羽生さんは、Columbia Universityで応用言語学を学びます。

清野七菜子さん © Kenichi Aikawa
「将来は、学芸員など美術館で働く仕事がしたいです」とスピーチした、大学生の清野七菜子さん。日本で勉強を続けるか迷ったそうですが、英語が公用語であるヨーロッパの国で勉強したかったこと、西洋美術が専門の教授がいる環境で学びたかったことが、今回の留学を決心した理由だそうです。清野さんはUniversity College Londonで、人類学を学びます。

斉藤美沙季さん © Kenichi Aikawa
大学生の斉藤美沙季さんも、留学は中学生からの夢でした。スピーチでは、「英国で、コミュニティ・デベロップメントのスキルを学びたい」「将来は政策立案者を目指し、誰にとっても日本を、居心地の良い場所にしたい」と発表。The University of Manchesterで都市地理学を学ぶ斉藤さんは、留学先として英国・マンチェスターを選んだ理由について「多様性があるから」と答えてくれました。

山本裕也さん © Kenichi Aikawa
山本裕也さんは「スピーチは初めてなので、とても緊張している」と、ユーモアを交えながら発表。University of Birminghamで、外国語としての英語の教授法(TEFL)を学ぶ山本さんは、高校時代に出会った先生に感銘を受け、英語教員を志すようになったそうです。「4技能に注目している」「日本人が苦手な、ライティングとスピーキングを伸ばしたい」と、教員になったとき、どんなことを教えたいかについて話してくれました。

小林亮さん © Kenichi Aikawa
小林亮さんはUniversity of Oxfordで、MBAを専攻します。ファイナンス、マーケティング、インターナショナル・リーダーシップを学び、安全なエネルギーの供給を行う、プロジェクト・マネージャーを目指します。高校時代は単身でカナダに留学した経験をもつ小林さんは、「将来もう一度留学したい」と考えていたそうです。「英国はエネルギーの中心地」と語り、英国で学ぶことを決めた理由について説明してくれました。

そしてスピーチの後は、懇親会の時間。受賞者の皆さんやご家族はもちろん、過去の奨学生も参加しました。奨学生の皆さまの留学先や専攻はもちろん異なりますが、IELTSを通じて留学する同志として、交流を深めていました。

そして最後は、弊機関の駐日代表、ジェフ・ストリーターの言葉で、式は締めくくられました。「英語という言語は、教えたり、学んだりするだけでなく、私たちの人生のあらゆることに影響を与えてくれるものです。過去の奨学生の皆さん、今回の奨学生の皆さん、そして未来の奨学生の皆さんは、日本と留学先の国の架け橋となる存在です」

こうして、「IELTS奨学金 2015」はあっという間に閉会の時刻を迎えました。これから留学を間近に控える、奨学生の皆さまとお話をして、これまで様々な努力や決断をされてきたのだと感じると同時に、ご活躍される姿を想いました。

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